夏は虫歯が増える?
マウスピース矯正中の注意点

マウスピース矯正は、取り外しができて清潔を保ちやすい一方、装着時間が長くなることで虫歯リスクが高まりやすいという一面もあります。特に、冷たい飲み物や甘いものを摂る機会が増える夏場は注意が必要です。
このコラムでは、マウスピース矯正中に虫歯ができやすい理由や、これからの暑い時期に気をつけたいポイント、そして虫歯を予防するための具体的な対策について詳しく解説します。
マウスピース矯正と虫歯リスク
マウスピース矯正では、装置を1日22時間以上装着することがルールです。マウスピースを装着していない状態と比べると様々なリスクが虫歯の原因となります。
唾液の減少

装着したままの食事

細菌の繁殖

夏に要注意
どんな飲食物が危険?
夏になると、アイスやかき氷、炭酸飲料を口にする機会が増えます。これらには、虫歯菌のエサになる糖分や、歯の表面を溶かす酸が含まれており、虫歯ができやすい環境を作ります。
炭酸飲料やスポーツドリンク
夏の暑い日は特に飲みたくなりますが、炭酸飲料やスポーツドリンクは砂糖やクエン酸が大量に含まれています。虫歯の進行を早める原因となります。
アイス・かき氷
夏の定番のアイスやかき氷ですが、食べた直後にマウスピースを装着するのは避けましょう。歯の表面に残った糖分がマウスピース内に閉じ込められ、虫歯が進行しやすくなってしまいます。
虫歯を防ぐために
今日からできる5つの対策
虫歯の発生を防ぐには、毎日のケアと習慣が非常に重要です。特にマウスピース矯正中は、以下のポイントを意識しましょう。
飲食後は必ず歯磨き

装置の清掃

フロスや歯間ブラシを活用

装着中の飲み物は「水かお茶」に

定期的な歯科検診を受ける
