大人でも乳歯が残っている方へ
マウスピース矯正できるか解説
「大人なのに乳歯が残っているけれど、マウスピース矯正はできるのだろうか?」このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。通常、乳歯は12歳前後で永久歯にすべて生え変わります。しかし、20歳を過ぎても乳歯が残っているケースもあり、歯並びやかみ合わせに影響を与えることがあります。
今回は、乳歯が残っている大人の方でもマウスピース矯正をできるのか詳しく解説します。
なぜ大人になっても
乳歯が残るのか?
大人に乳歯が残る主な原因には次のようなものがあります。
生まれつき永久歯がない
永久歯が埋まっている
スペース不足
歯が1本多い
乳歯が残ったままの4つのリスク
乳歯が残っていても、日常生活にすぐ影響を感じない方もいます。ですが、放置すると以下のようなリスクが進行していきます。
負担がかかりやすい
乳歯は永久歯に比べて歯根が短いため、大人になると強くなる噛む力に耐えられず、長く残すのが難しい場合があります。
歯並びの乱れ
乳歯が残っていると、隣接する永久歯がスペース不足で斜めに傾いたり、歯が移動して歯列全体がガタガタになることがあります。放置すると咬み合わせに悪影響を及ぼします。
虫歯の進行しやすい
乳歯は永久歯に比べてエナメル質が薄い特徴があります。一度虫歯になると進行が早く、大人の歯よりも短期間で深くまで影響が及ぶことがあります。
見た目の違和感
乳歯が残っていると、隣接する永久歯がスペース不足で斜めに傾いたり、歯が移動して歯列全体がガタガタになることがあります。放置すると咬み合わせに悪影響を及ぼします。
乳歯が残ったままの矯正方法
乳歯が残っていても、マウスピース矯正(インビザラインなど)による治療は可能です。ただし、乳歯や永久歯の状態に応じて治療方針が変わります。
乳歯を抜歯し矯正する
インプラントや補綴と組み合わせる
埋伏歯を引き出して矯正する
いずれの場合も、レントゲンやCTを用いた精密検査を行い、歯根の状態や顎骨の発育状況を踏まえて診断します。
乳歯が残っていても
矯正はあきらめないで
大人になって乳歯が残っている場合でも、マウスピース矯正は十分に検討可能です。大切なのは、「なぜ乳歯が残っているのか」という原因を突き止め、その上で最適な治療方法を選択することです。
アップル歯科グループ(明石・三宮・加古川・尼崎・梅田・難波・枚方・伊丹・六本松・京都)では、乳歯が残っている方の矯正治療にも幅広く対応しています。見た目や将来の歯の健康に不安を抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。